ノニとはどんなものなのか

ノニとは、学術名では「モリンダシトリフォリア」という栄養素を豊富に含んだハーブ果実です。含有されている栄養素は140種類以上。その効用から世界的に注目を集めています。摂取することによる健康効果として、主にダイエット・美容への効果、高血圧への効果、さらに、生活習慣病や発ガンリスク低減も期待されています。食用・医薬品として、身体を中から健康にする果実といえます。
果実に含まれる栄養素で主なものは、アルカロイド、スコポレチン、セロトニンがあげられます。特にセロトニンは、幸せ物質と呼ばれ、近年注目を集めてます。セロトニンとは、ホルモンの一種で、感情をコントロールしたり、精神を安定させたりする効果があります。ストレス社会と呼ばれる現代では、日常的にストレスを感じる人も多く、解消する方法のひとつとして幸せ物質セロトニンの分泌を増加させることが注目されています。このセロトニンが含まれていることが、ノニが注目されている原因のひとつです。
原産地は、インドネシアやハワイなど熱帯地方です。インドネシアでは通年収穫され、各家庭に木が1本植えられています。植えている理由は日よけのためでもありますが、収穫した実を食用、医薬品に用いることがあります。また、実だけではなく、樹皮や根も染料として用いられ、インドネシアでは人々の生活に密着した果実です。
日本では沖縄県で生産されます。しかし、亜熱帯地方である沖縄では、熱帯地方であるインドネシアとは違い通年の収穫はされていません。古くから、日本では根を染料として利用してきました。しかし、近年は根だけではなく実も、その健康効果を売りにしたジュースが健康食品として市場に出ています。葉や実をジュースにし、果汁100%ジュースとして販売されたり、飲みやすくするためにブルーベリー果汁やグレープフルーツ果汁を加えたものも販売されたりしています。また、ジュースだけではなく、葉をお茶にしたものも商品化されています。飲料だけではなく、その健康効果を抽出し、サプリメントとしての販売もされています。
市場に流通される際に、健康食品会社がハワイでの現地語を用い、「ノニ」と商品につけたことから、日本でもこの名称が知られるようになりました。それまでは、日本では和名のヤエヤマアオキ(八重山青木)で呼んでいました。ちなみに、名称に「アオキ」と含まれていますが、植物の「アオキ」は名前の由来にかかわりがほとんどなく、植物としては遠縁にあたります。

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