期待が高まるフコイダンの効能

フコイダンとは、ひとことで言うと「わかめや昆布、もずくなどの海藻に含まれるヌルヌルした成分」です。
水溶性の食物繊維であり、魚介類とともに生きている海藻が、自らを守るために持っている成分だと言われています。
フコイダンのすぐれた効果は、傷の修復作用にあります。
昆布の場合は、海流や魚介類によって傷がついた場合、このフコイダンによって修復し、菌が侵入するのを防ぎます。
いわゆる、バリアのような機能なのです。
フコイダンは複雑な構造をもっているため、なかなか研究が進みませんでしたが、近年の研究によって、異常な細胞を自己崩壊させ、自滅させるアポトーシス効果があるということがわかってきました。
フコイダンで検索をすると「がん治療」「末期がんに」などの語句が出てきます。
フコイダンのアポトーシス作用によって、がん細胞を死滅させる効果があるのではないかと期待が高まっているためです。
医学的に検証されたわけではありませんが、食品としてフコイダンを摂取することで、がん治療の効果がある可能性が高いことが知られるようになりました。
がん細胞はいわば「自滅することを忘れた細胞」です。
そのがん細胞を自滅に導いてくれる、しかも正常な細胞には作用しない、という利点がフコイダンにはあるとして、現在でも研究が進められています。
フコイダンにはサプリメントやドリンク剤などがありますが、いずれも食品として販売されているものであり、医薬品ではありません。
「がんに効く」という効能のほかにも、免疫機能を高める、血圧上昇を防ぐ、肝機能を改善する、コレステロールを低下させる、アレルギーを抑える、などといった効能があると言われていますが、いずれも臨床的な研究の結果ではないため、服用は自己責任で行う必要があります。
もちろん、海藻類を多く食べてフコイダンを摂取することも可能です。
海藻が身体によいことは昔から知られていますし、サプリメントと違って摂取過多による副作用などの心配もありません。
また、フコイダンは肌や髪にもよい効果があるとして、化粧品や育毛剤などにも含まれることが多くなっています。
保湿力が高いため、肌や頭皮の保湿、髪のハリやツヤの維持などに効果的だと言われています。
まだ研究途上ともいえるフコイダンですが、多くの身体によい効果があるとされているため、医薬品として使われることを待ち望む人も多いことでしょう。
特にがんの治療に置いてはかなり期待を寄せられているため、今後の研究に期待が高まるところです。

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